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- 2016.08.15 Monday
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アベノミクス効果による景気回復や「2020年夏季オリンピック」の東京開催決定など、
明るさが見え始めた2013年の年の瀬。今年の漢字に選ばれたのは「輪」。
核融合炉の実現に向け、超電導型核融合実験装置「JT―60SA」の建設が1月28日、
日本原子力研究開発機構の那珂核融合研究所で始まった。2019年の運転開始予定。
JT-60SAの機器整備
2011年
核融合科学研究所、世界最大の超伝導核融合炉で1億5000万℃を達成自然科学研究機構・核融合科学研究所は9日の会見で、世界最大の超伝導核融合炉である大型ヘリカル装置を使った高温プラズマ生成実験で、プラズマの原子核(イオン)温度が8500万度、電子温度が1億5千万度をそれぞれ記録し、今までの研究記録を更新したと発表した。超高温にプラズマを加熱する運転方法の改善で、 2011年に記録した最高温度8千万度を500万度上回った。マイクロ波の周波数をこれまでの77ギガヘルツから 154ギガヘルツに倍増させ、これまで最高だった1億万度を5千万度上回った。
自然科学研究機構 核融合科学研究所
http://www.nifs.ac.jp/index.html
2012年
海水から無尽蔵に燃料が取り出せ、核分裂を上回る大きなエネルギーが生まれ、反応後には安定なヘリウムしか残さない「核融合」は次世代のエネルギーとして長年研究されてきましたが、最近その実現を予感させる研究成果が出始め、国際熱核融合炉ITERの建設も進んでいます。「核分裂」の次を担うエネルギー源についての論議が加速していく中で、「核融合」研究は今どこまで進んでいるのでしょうか?自然科学研究機構核融合科学研究所と光産業創成大学院大学を取材しました。
JSTサイエンスニュース:http://sc-smn.jst.go.jp/top/index/news
大陽のエネルギー源である核融合。この“究極のエネルギー”の実用化に向け、日本原子力研究開発機構の 那珂核融合研究所(茨城県那珂市)で、最新の研究装置「JT―60SA」の組立作業が本格的に始まった。
核融合を人工的に起こしやすいのは、重水素と三重水素の反応で、この場合燃料1グラムに対して石油8トン分のエネルギーが得られる。
100万キロワットの発電所を1年間運転するために必要な燃料は200キロ。火力発電で同じ発電量を得るには130万トンの石油が必要だ。
日刊工業新聞 2013/4/3
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520130403afaf.html
世界の核融合炉研究をリードする核融合科学研究所が、最先端の高温超伝導導体の製作に成功し、従来の記録を大幅に上回る10万アンペアという超大電流を達成しました。この類を見ない大きさの電流を生み出す、核融合科学研究所・東北大学共同開発の磁性体材料によって、夢の発電所である「核融合炉」の実現に大きく近づくと期待されています。
プレスリリース / 自然科学研究機構 核融合科学研究所
http://www.nifs.ac.jp/press/140331.html
- 「地球上に小さな太陽を創る」と表現される核融合炉は、原子核融合という現象を利用するエネルギー創出装置
- 原子力発電所が、重い元素が2つ以上のより軽い元素に分裂する際にエネルギーを放出する核分裂反応を利用するのに対して、核融合炉では水素やヘリウムなどの比較的軽い元素同士が融合してより重い元素になる際にエネルギーを放出する核融合反応を利用する。
- 核分裂はウランやプルトニウムを原料。反応後に生じる核分裂生成物が放射能を帯び連鎖反応しやすい。制御が難しく事後処理も困難。
- 一般的な核融合反応であるD-T反応では、水素の同位体である重水素と三重水素からヘリウムが生成されるのみ。ヘリウム自体が再利用の価値のある気体であるとともに、反応の原理上、連鎖反応を利用していないため暴走の危険がなく安全であり、生み出されるエネルギーの量も核分裂に比べてはるかに大きい。
- 実現に向けて技術的に極めて難しい。
太陽はもちろん、宇宙に輝くすべての天体は、水素、ヘリウムなどの核融合エネルギーで輝いています。核融合炉は、現在の原子炉のような高レベル核廃棄物を出さない人類究極のエネルギー源。核融合炉ができれば、核拡散問題からも、使用済み核燃料からの高レベル放射性廃棄物からも、開放される
核融合の燃料、重水素(普通の水素の2倍の重さの水素)は海の中に無尽蔵にあります。最初の頃の核融合炉は三重水素も使いますがこれはリチウムから核融合炉の中で自己生産します。リチウムと言えば、携帯電話の電池ですよね。リチウムは、当面はリチウム鉱に十分な量が存在します。また、海の中には無尽蔵にありますから、核融合炉の燃料はすべて海にあるのです。資源に乏しく、海に囲まれた日本において核融合炉を使う場合、その資源は日本の周囲の至るところにありますから、核融合炉が開発されれば日本は世界で一躍第一にエネルギー生産国となるのです。
URL:http://www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/fusion.htm
昨日のS氏の会見を視聴しました。仕事の一環なので、仕事場で視聴していました。彼の主張は大きく次のようなものであったと理解しています。
1)自分は「実験結果が完全に出揃い」一度論文投稿をして却下されたものを「T先生の依頼を受けて」論理を組み立て直し、書き直し、Nature誌に採用してもらえるよう整えただけである。
2)STAP細胞はES細胞を混入させてできたものではない。Oct4-GFP発現細胞の現れる過程はタイムラプスで観察した。また、ES細胞とは大きさが異なる、胎盤を作るなど、相違点がある。
3)STAP幹細胞の生成に関しては仮説に戻ったと考えており、論文は撤回するべきである。
途中省略
現在、もっとも好意的な現象の解釈としては、「幼いマウスの免疫系細胞集団の中には全能性をもったMuse細胞が存在し、それらが選択され増殖したものをSTAP幹細胞として同定した」というものでしょう。この仮説を覆す反証を示さない限り、STAP現象を証明したと主張することはできません。理研の皆様、また検証実験に関わっておられる方々におかれましては、この点を心に留め、注意深い検証をお願いしたいと思います。
URL:http://blog.goo.ne.jp/yamanekohotaru/d/20140417